ADHDの人の気持ちを聞く

定期的に片付けをご依頼くださる方は一定数いらっしゃいます。
日々の忙しさの中でどうしても片付けに割けるエネルギーがない様子です。
リバウンドしない片付けとか言っている場合ではありません。
お仕事と最低限の身の回りのことで精いっぱい。
そういう方には「次会う時まで健康で居てくれたら充分」
とお伝えしています。
そんなご依頼者さんたち、お話を聞いていると
生活空間が散らかってしまうことに対して、強いストレスがある一方、
片づけにエネルギーが向かなかったり
頑張って片付けようとしたのに部屋が変わらないことにココロが折れたり
どうしても片付かないことに苦しんでおられることがわかるのです。
依頼者さんのお話で忘れられない言葉があります。
「子供のころから散らかっちゃうことを何度も叱られていて
申し訳ないと思うし、情けないけれど、どう頑張ってもできなかった。
できないというのをさぼりと思われてずっと辛かった
努力でどうにかなるなら発達障害っていわないです。
障害なんですよ。自分でもどうにもできないんです」
笑顔だったけれど、今までの苦しさが凝縮されていました
自分の身に置き換えて考えてみました。
障害ではありませんが
私はとても視力が弱くて コンタクトや眼鏡無しでは生活できません。
努力で視力が良くなるかと言ったらそんなわけもなく、道具に頼るしかない。
「どうして黒板の文字が読めないの
」
って叱られてもどうにもできないことを子供時代叱られたら、毎日が辛かっただろうと思います。
そうやって考えると、「せっかくきれいにしたんだからこれをしっかりキープしましょう」とは言えないです。
でも、次に会う時までにその場所が使いやすかったと思ってもらえたらいいなと思います。

