片付けが進むと動きだせる

今までお目にかかった依頼者さんで印象深い方はたくさんいらっしゃいます。
今日は短い1回の片付けの間にも変化があった方の例です。
作業スタート時、とても疲れて見えた依頼者さん、それでも今の室内の散らかりがストレスだと作業を開始しました
と言っても、だいぶお疲れだったのと、ご依頼者さんの判断をいただく前段階は私だけでできることがたくさんあったので体を休めていただくことに。
ソファに横になっていて大事なものがあったら教えてくださいね、眠くなったら寝て良いですよ、とお伝えしました。
まずは作業エリアを確保するためにも床置きものをザクッと分類。
その間、今の困りごと、体調、好きなこと、苦手なこと、色々聞かせていただきました。
ある程度床が見えてきたところでご本人の希望で紙類の分類をすることに。
しばらくして書籍に着手し、2割程度分類したところで「書籍ならできる気がする」と作業に参加くださいました。
「ある程度片付いて来たら急にからだが軽くなった」と仰ったのが印象的。
この現象はこの方だけではなく、多くの方に見られます。
部屋が散らかりすぎていると、タスクが多すぎて危険、と脳が回避行動に動いてしまい動けなくなってしまうのです。
ある程度目の前のモノの山がなくなって分類され、視界がスッキリしたら、脳が「もう動いても大丈夫」と判断するため、動けるようになる。
今回はお好きな書籍の分類に入ったこともスイッチになったようです。
片付けなきゃいけないとわかっているけれど、動けない場合、こういった「脳のブレーキ」が働きすぎていることも多くあります。決して怠けていたり、散らかっているのが好きなわけではない、あくまで個性です。
ただ、不思議なことに「今、脳がブレーキをかけている」と自分を俯瞰して見られると片付けだせる人も一定数いらっしゃいます。
今後、片付けなきゃいけないけどどうにも手が出せないときは、この記事のことを思い出してみてください。


